2026年09月30日
アウトリーチ講座「探究活動の進め方・地域の課題について」
東日本国際大学経済経営学部長の河合伸教授をお迎えし、会津キャンパス2年次を対象とし「探究活動の進め方・地域の課題について」をテーマに講義をしていただきました。
まず、ワークシートを用いて「自分の好きなことや知りたいこと」「生活している中で、便利だな不便だなと感じていること」から探究してみたいことを挙げました。
次に、「生活」「産業」「環境」「その他」というキーワードに基づいて「地域の困りごと」について考えてみました。

生徒たちは、その後のグループ活動で、他の人の意見に触れ、さらに深く考えることで、どんどんアイデアが沸き上がっているようでした。また、「地域の困りごとについて」は様々な切り口から解決策を考えていました。

グループでまとめた解決策を代表者が発表しました。若い感性で考えた解決策は「なるほど!」と思うユニークなアイデアの宝庫でした。
【グループで考えた解決策の例】
・就農者が減少している問題を解決するために、もっと若者に農業体験をさせてはどうか。身近に感じたり、実際に体験したりすることを通して農業の大切さに気付くのではないか。
・街の空き家が問題になっているが、音楽が好きなので音楽を通して空き家問題を解決できないか考えてみた。空き家を活用し、イベントやライブ活動を行い、音楽好きな人や地域の人が交流できる拠点づくりに活用してはどうだろうか。
・賞味期限が近い食材などを活用し、お菓子作りのイベントや講習会の開催を考えました。お菓子作りが好きな人が集まれば、趣味を活かせるし、フードロスの啓発にもつながると思います。

河合教授から「探究活動は自分で問いを立てて、その答えを探って追及していく活動で、今取り組んでいる高校の教科の勉強のように『答え』があるものではない。」「探究活動を通じて、どこまでを知っていて、どこからが分からないことなのかを知ることが大事である。」というお話や「自分の好きなことや興味のあることと地域の課題を結び付けて考えることにより、もっと地域がよくなったり、将来的には自分の身を守ったりすることにもつながっていく。」ということを教えていただき、多くの生徒たちが今まで考えたことのなかったような新しい気づきを得たようです。
最後に探究活動の進め方、発表に至るまでのプロセスを説明していただき、今後さらに地域の課題について考えてみたいとの思いを強くしたようでした。
質疑応答では、『河合教授がなぜ大学教授の道に進まれたのか』という問いから、『大学で経済学を学ぶ意義』まで深い質問が飛び出しました。
河合教授は一つひとつ丁寧に回答してくださり、進学を含めた自分の将来についても各自が思いを馳せることができ、有意義な活動となりました。

【生徒の声】 ※「なぜなら」を用いて80字以内(R80)で感想をまとめています。
・地域の課題を解決するために地域交流を増やしていくことが大切だと感じた。なぜなら、地域の課題などに触れる機会を増やすことが解決に繋がると思ったからです。
・講師の方の話を聞いて私は、普段疑問に感じていることを大切にした方がよいと思った。なぜなら、それが1つの地域問題などを解決できる可能性があるから。
・私が考えたことは、地域の事を考えるのは大事だなということです。なぜなら、そのことを考えているうちに自分のやりたいことも見えてくるかもと思ったからです。
・探究活動・地域の課題について考え、僕はもっとこのHRに参加して地域の課題について調べたいなと思いました。なぜなら、将来地域の役に立つ仕事がしたいからです。
・グループで意見を出し合い、しっかりまとめることができたけど、もっと探求したいと思った。なぜなら地域の課題はまだまだあるからだ。
