2024年07月23日
災害時にも活用できる献立 ~震災復興学習プロジェクト①~
こんにちは。
7/22、7/23と上記の内容で実習を行いました。
今年は東日本大震災から13年目の年。
私たちに出来ることは何か考えながら、教育活動を進めております。
今日は、実習をご紹介。
■鯖缶のトマトパスタ、切り干し大根のサラダ、高野豆腐のコンソメスープ

『家庭総合/大修館』
■調理の様子 ~午前の部(2.3年次)~
真剣そのもの。洗い物も同時並行し手際の良い2.3年次。


鯖とトマトの旨味が相乗効果、手軽で美味しいパスタです。

~班ごとにいただきます~
食している間に「ローリングストック法」について解説。
・ご家庭で備蓄はしていますか?
・乾物の調理を行ったことはありますか?
※会津は海から遠く、棒鱈、貝柱、豆麩、乾燥キノコなど昔から食されてきました。

■総合文化クラブ、午後の部参加!

普段から「何かを一緒に成し遂げよう!」クラブならではの手際の良さ。

先週キャンパス締切でした「校内芸術展(美術の部)」に取り組んできたクラブ員。
気持ち新たに、9月の「2024會津稽古堂まつり」に向け、作品作り真っ最中。頼もしい、生徒たちです。(※クラブ員、大募集!!)
・地震も次
~今回の実習を終えて~
2011年3月11日東日本大震災から13年目の2024年。当時のことを聞くと、殆どの生徒が「覚えていません」と答えます(※当時:1~3歳)。ですが、その当時の記録や教訓は風化させてはなりません。能登の地震も記憶に新しいところですし、今一度、災害について、欲を言えば普段の「食事」についてもご家庭で話し合う機会を設けていただければ幸いです。
・
※早速ですが実習後、保護者様よりコメントをいただいております。
・サバ缶とトマトを使って作ったと聞きました。災害時ではなくとも、美味しく食べれそうですね。ご指導ありがとうございます。
・当時は被災し、今こうして会津に移り住んでおります。子どもは当時の記憶はないようですが、親として、今後に活かすことができることは何か、家庭でも話合ってみます。
~保護者様の温かなご支援にいつも力をいただいております~

