翔洋学園高等学校ネットキャンパスのスクーリングでは，教室での授業や個別学習だけでなく，校外での学習活動も行っています。

実際に見たり，聞いたり，触れたりすることを通して，学習の質を高めることが目的です。

教科書から学んだことを知識としてだけでなく，深く定着させるためには，体験的な学びが欠かせません。

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今回は，新宿区霞ヶ丘町にある日本オリンピックミュージアムを見学した際の様子をご紹介します。

日本オリンピックミュージアムは，オリンピックの歴史や価値について，様々な視点で紹介する施設です。

大会の起源や歴史に関する展示を通して，オリンピックの意義を知り，オリンピックとは何かを考え，体験的に学ぶことができます。

先日パリ・オリンピックが開幕したこともあり，タイムリーな体験となりました。

見学に行った日は，ちょうど「オリンピックデーウィーク２０２４」として２名のオリンピアンが来館されていて，生徒たちに展示解説をしてくださいました。

近代オリンピックの礎を築いたのは，フランスの貴族クーベルタン。

教育者でもある彼は，スポーツを教育に取り入れることで，心身の調和の取れた人間が育ち，やがて世界平和につながると考え，古代オリンピックを国際的な規模でよみがえらせました。

１８９６年の第１回アテネ大会から数えて，今年のパリ大会は３３回目となります。

オリンピックには，国，地域，民族，宗教の異なる様々な人々が参加します。

参加する選手たちが平等に競い合うためにも，あらゆる違いを超えた共通のルールづくりに，世界中が協力して取り組むことが大切です。

オリンピックには，戦争や国際社会の対立が原因で，開催が中止された年や，参加数が激減した年もあります。

１９６４年東京大会は，日本で初めて開催されたオリンピックでしたが，実はそれより前の，「幻の東京オリンピック」と言われる１９４０年東京大会をご存知でしょうか？

講道館柔道の創始者・嘉納治五郎は，アジア初の国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）委員として，日本へのオリンピック招致活動を熱心に行なった結果，１８３６年に４年後の東京大会の開催が決定しましたが，その後，日中戦争が本格化したことから，日本は大会開催を返上したのです。

館内には「幻の東京オリンピック」に関する展示もありました。

生徒たちは展示を見ながら，各自のスマーホフォンに配信した課題に取り組みました。

体験的な活動を通して学習分野への興味関心を広げ，より深く学ぶきっかけにしてほしいと思います。

〔生徒の感想〕

• 女性選手がオリンピックに初めて参加してからまだ１００年しか経っておらず，すべての国から女性選手が参加できるようになったのは１０年前のことだったことにとても驚いた。時代によって，女性の社会進出の在り方が変わってきていることも実感した。（３年女子）
• 人々が色々な国々と触れ合い，切磋琢磨し競い合う，オリンピックはそういう場だと思った。（３年男子）
• メダルや聖火のデザインひとつにも細かいこだわりがあり素敵だった。スポーツが世界平和に繋がるようにとのクーベルタンの想いが今もこうして続いていることが素晴らしいと思った。（３年女子）
• 私はオリンピックにあまり魅力を感じていなかったが，アスリート一人ひとりの考え方や生き方を見て，どのような気持ちでオリンピックに挑んでるのか，どのようなものを背負っているのかを感じることができた。（３年女子）
• 様々な競技，その始まりと歴史，世界が繋がるきっかけや世界平和など，オリンピックはただのスポーツの大会ではなく世界全体の大会であると感じた。（２年男子）

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翔洋学園高等学校ネットキャンパスでは，現役高校生だけでなく，２０～７０代の社会人・主婦，シニア，スポーツ選手，ダンサーなど，年齢や背景が様々な方々が共に学んでいます。

普段はそれぞれの自宅でレポート学習に取り組みますが，解らないところや難しい問題があれば，オンラインで学校の先生に質問することができます。

スクーリングは東京の高田馬場で実施しており，登校は年６日程度です（※履修科目によって異なります）。

また，翔洋学園高等学校ネットキャンパスは，学費が安いので安心！

国の就学支援金の通常支給対象となった場合，今年度学費は年間２３万円程度となります。

過去に高校を中退し高校に編入して学び直しを希望する方につきましては，国の就学支援金の他に，学び直し支援金（国の制度）の受給対象となる場合があります。

翔洋学園高等学校ネットキャンパスに入学をお考えの方，まずは一度お問い合わせください。

中学既卒，転入学，編入学の入学受付中。

社会人，主婦，シニアの方の入学も大歓迎です！

広域通信制の翔洋学園高等学校は１都１６県から設置認可を受けていますので，下記のエリアにお住まいの方でしたら入学することができます。

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