- 2023年12月05日
校外学習に行ってきました🪨⛏️🦕
こんにちは!
いわきキャンパス1年の小松と澤田です。
今回は11月27日に行われた,校外学習についてご紹介します✨
ほるるが去年の3月に発生した福島県沖地震により被害を受けて休館中のため,エブリア2階の催事用スペースにて,前半はほるる学芸員の渡辺さんに常磐炭鉱について,後半は同じくほるる学芸員の吽野さんにいわきの化石について講義していただきました!
前半の講義では,当時の写真と共に常磐炭鉱の歴史について教えていただきました🎞️
いわき市内郷出身の片寄平蔵という人物が,1855年に現在のいわき市内郷地区内の弥勒沢(みろくざわ)で石炭を発見し,事業化を進めました。
石炭事業は,幕末から昭和前期にかけて盛んに行われていたようです。後に大閉山🗻によって大規模なリストラがあり,いわき市の石炭事業の幕が閉じました。
常磐炭鉱が現在のいわき市に,スパリゾートハワイアンズ🌺や常磐共同火力/ガス🔥を残していきました。それらは,今の私達にならなくてはならないものとなっています。
後半の講義では,実際の化石を見せていただきながら,いわき市で発見された化石について教えていただきました🦖
地層から分かる時代では,大きく4つの時代に分かれていて,先カンブリア時代,古生代,中生代,新生代に分類されています。
いわきで発見されている1番古い化石は,古生代の三葉虫で,高倉山(湯本町)で発見されました。その他にも,いわき市では化石が多数発見されていて,特にフタバスズキリュウ🦕やアンモナイトが有名です。さらに,いわき市では中生代に生きていたヘスペロルニスという生き物のくちばしの先端部分が発見されていて,私達もレプリカの化石を特別に手に持って近くで見ることが出来ました。化石を近くで見ることは滅多にないので,とても貴重な体験でした👀✨
2階での講義が終わった後,1階のほるるの出展スペースで,後半の講義をしてくださった吽野さんに詳しい解説をしていただきました。実物大の化石のレプリカを見ながら説明して下さったので,とても分かりやすかったです!スペースの中で1番大きいフタバスズキリュウ(学名:フタバサウルス・スズキイ)は,いわき市大久町で発見されたもので,産状で保存されていて,世界的🌏にも貴重なものだそうです。
今回の校外学習では,いわき市の炭鉱と化石についてたくさんのことを学べました。今は休館中ですが,再開した時は行ってみたいと思います!!皆さんもぜひ,ほるるに行ってみてはいかがでしょうか?
それでは,ごきげんよう👋