今年も残すところ、あとわずか。毎年、年末が近づいてくると話題になるのが、今年の世相を漢字一文字で表す「今年の漢字」です。

そこで今回、3年次生対象の道徳のテーマは「今年の漢字」。それぞれが思う2023年を振り返ってみました。

はじめは資料や映像、新聞記事などで「今年の漢字」に関する背景知識を理解します。その後、ワークシートで各自、振り返りをしていきます。

グループワークでは、一人ずつ、「今年の漢字」を発表し合いました。どのグループにおいても、それぞれが思う「今年の漢字」について、話が盛り上がった様子でした。

最後は、各グループの代表者が「今年の漢字」を発表しました。生徒が選んだ「今年の漢字」は、多種多様。同じ漢字を選んだ生徒もいますが、その理由はそれぞれ違いがありました。

生徒が選んだ漢字を、一部紹介します。

・「勇」

今まで挑戦を避けてきた人生だったけど、進路で勇気を出して自分の考えで行動することができた1年だったから。

・「進」

趣味が仕事になり、つながりがたくさんできて、レベルアップしたことができるようになった1年だったから。

・「瞬」

春や秋の季節を感じることなく、一瞬で1年が終わってしまいそうだから。また、最後の高校生活を楽しむ間もなく終わりそうだから。そして、成人を迎えて自立を考えるようになって、この1年で一人で生きていけるよう成長したかったが、短すぎてできそうにないから。

「今年の漢字」を通じて、生徒たちは20203年を振り返ることができました。そして、それぞれが選んだ漢字に、その生徒が一生懸命に取り組んだことや思ったこと、感じたことが表れていました。

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