9月30日，茨城県で行われた生活体験発表大会に出場し，奨励賞を頂くことが出来ました。目標としていた茨城県知事賞の受賞，全国大会への出場を叶えることができず，悔しさの残る結果となってしまいました。

私は本気でやる，ということを無意識に避けてきたのだと思います。本気でやって，死ぬ気で頑張って何も成果が残せなかったらどうしよう。かけた時間と労力がすべて無駄になってしまったらどうしよう。期待をしてくれた人，支えてくれた人とどう顔を合わせたらいいのだろう。報われない努力になってしまうことがとても怖かったです。

ただ，今回の経験を経てそれらが少し変わったような気がします。目標に届くことは無かったけれど，私の中には「やりきった」という達成感があります。試行錯誤を繰り返し，やっとの思いで書き上げた原稿も，たくさん苦労しながら何度も繰り返した練習も，それらにかけた時間は決して短いものではありませんでした。それでもここまで走り続けることが出来たのは，周りにいる人たちのおかげです。わざわざ時間を割いて練習に付き合ってくれたり，感想やアドバイスをくれたりと本当にたくさん支えられました。

改めて，今回はたくさんの応援を本当にありがとうございました。良い結果を報告できずに悔しいですが，自分なりに誠意一杯取り組めたこと，本番で満足のいく発表ができたことはとても良い経験になりました。もし今，何かに挑戦したいけど踏み出せない人がいるなら，迷わずにチャレンジしていってほしいと思います。きっとその経験が今の自分を大きく成長させてくれるきっかけになります。私も，これからもまた後悔のないように一生懸命色々なことに挑戦していきたいです。

いわきキャンパス　3年　伊東桃花