- 2019年07月24日
出張ガイダンス~藤沢編
広域通信制の翔洋学園高等学校ネットキャンパスでは,志願者の皆さんの転編入学時に出張ガイダンスや履修相談を実施しています。
本校教職員が生徒・保護者の方々と直接お会いして,本校入学から卒業までの見通し,学費見込,学習のシステムや取り組みについて充分にご理解ご納得をいただいた上で,履修科目を相談して決定し,ご入学いただいております。
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先日,ガイダンス・履修相談で訪れたのは,神奈川県の藤沢市。
JR東海道本線の辻堂駅です。
辻堂駅に近い藤沢市羽鳥には,耕餘塾(こうよじゅく)の跡地があります。
耕余塾は明治時代にあった私塾で,明治5(1872)年3月に羽鳥村名主・三嘴八郎右衛門(みつはし はちろうえもん)が東京から儒学者・小笠原東陽(おがさわら とうよう)を招いて開校した読書院(どくしょいん)を前身とします。
小笠原東陽の肖像はこちら(藤沢市教育委員会サイトより)。
ほどなくして学制が布告され,読書院は明治6(1873)年に公立の羽鳥学校に改組されましたが,小笠原東陽はこれとは別に,明治11(1878)年,地元豪農たちの支援で私塾・耕餘塾を開きました。
耕余餘跡は,当時の敷地の一部にあります。
小笠原東陽の名声を聞いて,県内外から多くの生徒が集まり,同塾は一時「相州(そうしゅう=相模国の別称)の最高学府」とまで呼ばれたそうです。
ここで塾生たちは,漢学,英語,数学,理科,西洋史,法制を学んでいました。
明治23(1890)年に耕餘義塾(こうよぎじゅく)と改称し,明治33(1900)年に閉校するまでの間,政界,実業界,教育界に多くの人材を輩出しました。
元内閣総理大臣で戦後復興に尽力した吉田茂(よしだ しげる)は,少年時代の5年間をこの耕餘塾で学びました。
吉田は三嘴八郎右衛門に宛てた手紙の中で,塾のあった羽鳥の地を「小生第二の故郷」と記しています。
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ネットキャンパスでは現役高校生だけでなく,社会人や主婦の方,スポーツ選手,バレエダンサーなど,年齢や背景が様々な方々が共に学んでいます。
また,翔洋学園高等学校ネットキャンパスは,学費負担が少なくて安心。
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神奈川県からの入学者も多く,これまでに,横浜市,川﨑市,横須賀市,鎌倉市,相模原市,厚木市,大和市,海老名市,愛川町,藤沢市,茅ヶ崎市,伊勢原市から入学実績があります。